通訳ガイド実務研修
DVDコーススクーリング


日時   東京:2011年1月8日(土)、9日(日)
大阪:2011年1月14日(金)、15日(土)

講師:〈東京〉ランデル洋子、江原有子 〈大阪〉吉崎圭子、玉田三絵  




 

〈東京〉
 江原先生の笑顔に迎えられて、2日間の研修がスタートしました。初日の午前中は緊張してなかなかスムーズにはいきませんでしたが、「まず10回経験すれば、できるようになりますよ」という言葉に励まされました。午後のジェネラルトピックスの発表では、注意すべき点をご指摘いただき、身近なことや具体的な事例をあげて、生きた言葉で説明すること、自分が発した言葉は全て意味あるものとして掘り下げ、内容を完結させることなど、大変勉強になりました。
 2日目のガイディング実習では、何度も発表の機会をいただきました。現場に立つと、声の大きさ、立ち位置、適切な説明の長さなどが具体的によくわかりました。移動の際には、ガイドの仕事に関するさまざまなお話を聞くことができました。緊張した中にも和やかな雰囲気の楽しい充実した2日間でした。

(加藤律枝)

〈大阪〉
 講義形式の初日は、決して受身的なものではなく発表の機会が数多くありました。実際の現場で直面しうるトラブルやその対処法についても、丁寧にご回答いただきました。ジェネラルトピックスでは、1つのテーマから別のテーマへと展開する方法を、具体的な例を示しながらご指導いただき、ガイドとはまさに「創意工夫」の仕事であるということを実感しました。
 2日目の京都・奈良での現地実習では、ユーモアあふれる素晴らしいガイディングに、たくさん笑い、学び、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。先生がいきいきとガイディングされていたので、ご自身が京都や奈良の史跡、文化に魅力を感じておられることが伝わり、私たちもその魅力にドンドン惹きこまれていきました。研修終了後の感想は、受講生2人とも「少人数でラッキーでしたね!」でした。内容の濃い研修、きめ細やかな指導、そして心から楽しい時間であったからこそ、お互いにこの言葉が出たのだと思います。いつかガイドの現場で皆さんと再会を果たせるよう、少しずつ前進して行きたいと思います。

(スペイン語:那須明代)


アンケート抜粋

  • 少人数なので、その都度質問ができて解消でき、講師のガイディング後もあやふやだった点や知らなかった知識を得ることができました。(I.T)
  • 実務を行う上で、有益な情報が多く大変為になった。特にシミュレーションを多く行い、それに対する的確なアドバイスを頂けたので、今後ガイド業務を行う場合のポイントや話の進め方等の参考になった。(K.S)