テーマ研究会・仏教の基本をガイドしよう!【仏像編】

日時   2011年10月15日(土)

講師:酒巻寛人上人  






 
 午前中の第一部は東京文化会館にて酒巻寛友上人を講師にお迎えし、「これさえおさえておけば大丈夫」という仏教の基本をお話していただきました。歴史、教義、仏像などについて順を追ってわかりやすくご説明いただき、リラックスした雰囲気の中、あっという間の時間でした。金子先生が上手にナビゲートされ、かゆいところに手が届くようにひとつひとつスッキリと知識が整理されました。テキストもよくまとまっていて永久保存版となりました。
 昼食はあらかじめ手配していただいた東京国立博物館館内のレストランにて、落ち着いていただくことができました。午後の第二部は東京国立博物館のガイドの方によるご案内のもと、実際に本物の仏像を見て歩くという贅沢なひとときでした。午前中に学んだことがすぐに再確認され、説明もとても詳しく、知的好奇心が十二分に満たされました。
 今回は仏教、仏像をテーマに講義と実地見学を合わせた密度の濃い企画で、とても充実していました。都会の中にいるということを一瞬忘れ、仏教の静寂な世界にひたることができました。
(桐田あかね)

アンケート抜粋

  • 観音様が女性に見えるのがずっと疑問でした。性を超越しているはずなのに何故?
    どうやって外国旅行客に説明すればよいのか?その疑問が上人の説明ですっかり分かりました。(Y.T)
  • 発祥から伝来の流れ、教えの内容、仏教の種類まであいまいに理解していた部分が明確になり理解することができました。仏教は宗教というよりは哲学であり、中道の考え方が中心であることが特徴であり、日本人の性格にも大きな影響をもたらしていると実感しました。仏像見学は、仏教の変遷がみられて視覚的に印象が残りました。(M.S)
  • よく準備された充実した研修でした。座学と実地、そしておいしいランチ=親睦タイムが組み合わされていて良い企画でした。(S.F)