GICSS研修#56 インバウンド添乗業務研修レポート
日時   2007年6月2日(土)
会場   とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ












インバウンド添乗業務研修に参加して
     
先日6月2日、大阪豊中でインバウンド添乗業務研修に参加させていただきました。添乗の超ベテラン&エスコート育成のエキスパートである杉田 聡先生は、まず、旅行業法のこれまでの経緯についてお話しくださいました。
ガイドとして旅行に携わっていながら“へえ~!、ほう~!”という事ばかりでした。また、団体の一部が列車を途中下車される場合の途中下車証明書の扱い方(そもそもこういうものがある事すら私は知りませんでた)。また、ゲストの健康と安全を守る為、“足元をお気をつけください”“病院にお連れしましょうか?”などの言葉かけがいかに重要かを教えてくださいました。これはゲストの安全という意味は勿論、不測の事態で添乗員としての責任を問われた際、重要なポイントになるのですね。
添乗としてまたガイドとして現役ばりばりの会員の金子潤さんはバス配車確認の電話のかけ方(“11列の55で”など・・・)、シーズン中殺気だったバス会社への確認電話もスムーズにできるようデモンストレーションを交えて指導してくださったり、新幹線の席の割り振り(ご夫婦とお1人の方をどううまく割り振るかetc.)など、とにかく具体的、実践的にご指導くださいました。
ガイドと添乗業務をこなすのは聖徳太子の様に一度に10人の話が同時に聞ける広角の耳と処理能力が必要?!と研修を受けて感じました。
講師の皆様・研修を企画いただいた先生方・スタッフの皆様本当にありがとうございました。 ●玉田 三絵


研修受講者の声

  • 大変具体的で分かりやすい研修でした。旅行業に関する別の分野のお話しが聞けてよかったです。実際の業務の経験がないので、まだまだこれからですが、とにかく今は広い知識を得たいと思って参加しました。ありがとうございました。とにかく今はInputです!頑張ります!  N.T
  • 本日はインバウンド添乗業務研修に参加させて頂き、とても勉強になりました。現場で問われる基本的な知識ばかりでしたので、学んだ知識をこれからもっとプロとして生かして生きたいと思います。アサインの割り当てはとても気をつかうところであることを再認識しました。 M.K
  • 新人研修等である程度は習ったはずなのに、ほとんど分かっていなかった添乗業務について、とても分かりやすく説明していただけ、参加してよかったと思いました。テキストも(GICSSのテキストはいつもそうですが)大変詳しく親切に作られているので、これでだいぶ安心できそうです。ありがとうございました。 T.H
  • 今まであやふやなままで行っていた添乗業務でしたが、詳しい内容を教えて頂けました。直ぐに現場で役立つことばかりでした。ずっとこのような研修が必要だと感じていましたので、GICSSで開催して頂けたことを非常に嬉しく思いました。ありがとうございました。 S.E
  • 国家試験にも出ず、誰も教えてくれず、エージェントさんにもあまり聞けず、ぶっつけ本番でこなして来たインバウンド添乗業務の基本的な知識がよく分かりまいた。家に帰ってテキストをよく読んで、もう一度復習したいと思います。ありがとうございました。 R.T
  • 単にガイディングをすることに比べてそのツアーのオペレーションの方がはるかに難しく、かつ重要だと痛感しました。この研修を通して必要ミニマムの技術的プロセスを勉強できたことが本当に有益でした。これからは続編として、指定研修も受けてみたくなりました。
    本日の実のある研修を実施してくださったGICSSに心から感謝しています。 S.M