祇園地区ウォーキング研修

日時   2011年12月10日(土)

講師:玉田三絵  






 
 研修は歌舞伎発祥の地を記す石碑の前から始まりました。芸子の歴史から始まり、芸子になるための修行、芸子の仕事、日常、お茶屋と常連さんとの信頼関係など日本人でもわからないことを祇園の街を歩きながら説明されとても興味深く感じました。玉田先生の英語のすばらしさに加えて、聞いている人の心をぐいぐいと引いていく話振りには感動しました。
 あちこちで芸子さんや舞妓さんに会うことができ、珍しい店も沢山紹介して戴きました。頑張っている舞妓さんに置屋のお母さんが年末にプレゼントする福玉という紅白の食べられるボール。中には舞妓さんの喜ぶようなかわいい縁起ものの置物がはいっているとか。何と夢のある話でしょう。研修が終わった頃には、参加者全員の心が満たされ、暖かく幸せな気分になりました。
 外国の人を案内していて感じて欲しいのは出会いと思っています。出会いがきっとその人の人生を豊かにしてくれる。京都では、昔の人と今の人が同じ街に行き混じっていて 時間を越えた出会いがあると思います。今回会えた祇園の舞妓さんの姿に京の都の伝統文化を感じてもらえるようにしたいと思います。                       <山崎圭子>

アンケート抜粋

  • 玉田先生、ありがとうございました。walking tourはバス、車内tourより現地のことがよくわかります。まさしく現地で学べ、です。  (H.I)
  • 今日はとてもわかりやすく楽しく勉強になりました。英語の方が多い中、英語の説明後日本語で再度説明してくれてとてもうれしかったです。着物もとてもきれいでした!本当にありがとうございました。 (M.K)
  • 京都を訪れる外国人が知りたいポイントをユーモアを交えて説明される様子、大人数のウォーキングツアーをさりげなくでありながらゲストに負担をかけることなくきちんとマネジメントされる様子に感銘を受けました。エンターティメントにも秀でたガイディングが素晴らしかったです。大変勉強になりました。 (Y.I)